ミズ・アンジェラ、あれほど多くの死を貪りながら楽に終えられるとは思わないことだ。
接待[]
ドロップ[]
O | Ⅰ | Ⅱ | Ⅲ | Ⅳ | |
サルヴァドールの本 | 100% | 100% | 100% | 100% | 100% |
冊数 | 2 | 2.2 | 2.6 | 3.4 | 3.9 |
バトルページ[]
明け方(3) ×2 | |
使用時 次の幕 ランダムな他の味方2人 保護この幕の間、被ダメージ量 -X 2 付与 3~8 7~18 的中 火傷幕の終了時、Xダメージを受けて数値が2/3に減少(小数点以下切り捨て) 3 付与 |
黎明の閃光(1) ×3 | |
使用時 ページを1枚引く 1~5 1~4 マッチ勝利 相手の次のダイスの威力ダイスの値 ±X -2 1~6 的中 火傷幕の終了時、Xダメージを受けて数値が2/3に減少(小数点以下切り捨て) 1 付与 |
茜さす剣(2) ×1 | |
1~6 的中 火傷幕の終了時、Xダメージを受けて数値が2/3に減少(小数点以下切り捨て) 1 付与 1~5 的中 火傷幕の終了時、Xダメージを受けて数値が2/3に減少(小数点以下切り捨て) 1 付与 2~7 的中 火傷幕の終了時、Xダメージを受けて数値が2/3に減少(小数点以下切り捨て) 1 付与 |
依頼処理(0) ×3 | |
1~6 的中 火傷幕の終了時、Xダメージを受けて数値が2/3に減少(小数点以下切り捨て) 1 付与 3~4 |
コアページ[]
サルヴァドールのページ | |
76 37 2~6 |
速度 速度ダイス スロット +1 守護者ランダムな味方3名が保護この幕の間、被ダメージ量 -X2を得た状態で舞台を開始 暁の火攻撃が的中したとき、相手が火傷幕の終了時、Xダメージを受けて数値が2/3に減少(小数点以下切り捨て)状態なら相手に混乱ダメージを1-2与える スティグマ工房の武器 |
効果解説(まとめ ⇒ ページ効果解説/都市疾病)
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還元[]
ストーリー[]
事件名:千本の針
シリアル番号:DN-00113
ランク:都市伝説事件発生日:XXXX.XX.21
説明:当該文章は22区の裏路地で起きた千本の針に関連する情報を整理したものだ。本事件は未だ明確に判定されたわけではないが、現象の発生理由と構成要素の確認が不可能なため、ねじれと推測されている。
事件:最初の事件を起こした個体A-01は22区の裏路地を徘徊しており、身体が膨れ上がり爆発したと報告される。爆発しながら無数の針を放出したが、この針が建物に刺さった場合、その部分が溶けて亀裂が入り、人間に刺さった場合はA-02になり、A-01のような奇妙な現象を引き起こした。A-01うなじに刻まれていたオレンジ色の文様は放出される針にもきざまれていること発見した。依頼を受けて該当区域に向かうが、針が飛び交う道の中脳幹集束共鳴器により、ばらばらになった人間の肉が1つに合わさり、約3mの塊A-03が約1~3mの針を飛ばし始めた。A-01やA-02が出す針は建物に小さな亀裂を生じさせるだけであったが、A-03が飛ばす巨大な針に建物が為す術もなく溶け始めた。また、A-03に空いている穴や、眼球を見つめていた住人の身体の中から何かが沸騰する音がした直後にA-02に変異したので、それを細かく見ることを禁止する必要があった。
事件の発端であったA-01は、事件発生4日前、OO事務所に依頼しにいったと見られる。(OO事務所のフィクサー1の録取書参照))「悪魔と取引をした。」 「契約を破ると恐ろしいことが待ち受けている。」と話していたことにより、「昨日の約束」が背後にいると推測される。
OO事務所のフィクサー1の録取書
ファイル名:#S-0012-XXXX.XX.23
大丈夫です。普通に話せば良いんですか?……あっ、はい。分かりました。それがいつだっけ……。先週の水曜日くらいに事務所にいらしたんです。自分は22の裏路地にする平凡な住民で、急な状況だからちょっと助けてくれって言ってました。目の下には疲れ切ったせいか濃い痕が残ってましたし、髪はボサボサで酷いことになってました。目からは既に生気が抜けてて、スティグマ工房の武器で切られたのか首の後ろに何か文様のようなものがありました……。パッとみて切実に助けを求めている人だって分かりました。足取りが乱れているのに、どうにか力を尽くして私に近づいてたんです。何とかその人を落ち着かせて聞いた話は……。ごめんなさい。私もこの部分をどうやって説明すればいいのか……。だから大体自分がある悪魔のような人と契約をしたんだけど、契約を破ることになりそうだからその悪魔が自分を殺せないように処理して欲しいという話でした。正直、私も何を言ってるのか分からないので上手くまとめられませんね……。その人の言うことが理解できなかったんです。ただ、その人の知識や話術がもどかしいほど酷いから分からないってわけではないんです。ただ、単語の羅列だったけど、何かにとりつかれたように狂気じみた言葉の派手なイメージを、私なんかが説明できるわけなんてないじゃないですか……。「人々の頭を塗ってそれに首飾りを捧げます。」「段々と近づいています。段々と膨らんでいます。私の中で近づいています。」みたいなわけの分からない言葉ばかりを繰り返しながら、さっきまで曇っていた瞳に、奇妙にも光が宿ってるんです。あ、私たちの事務所は相談内容も録音するのが原則なので、このファイルをお聞きになれば状況がどれほど凄まじかったのか分かると思います。許可は得ていて、違法なものではないのでご心配なさらず。(証拠資料5-1:OO事務所相談収録媒体参照。)でも、どうしようもないじゃないですか。なんとかしてくれってその悪魔というのも非現実的すぎるじゃないですか。正直言うと、その人が嘘をついてるのかと思って適当にその場を繕って帰しました。
セリフ[]
- みすみす逃すだなんて思わないでくれ。
- 思ったより身体が柔い子達が多いみたいだな。
- 老いた身体にはそれに見合った経験が蓄積されてるということだ。
- 君達の勇気に深い敬意を表す。
- この子達、今日に限ってコンディションが相当良くなかった模様だな。
- 皆と運命を共にする必要は無いだろう。
- 君も随分疲れたのか、段々と攻撃が単調になっていったしな。
- 勝利は目前だ。
- 敵の動きを見れば、次の手が見えるだろう。
- ユナ君、今までご苦労さま。事務所の心配はせずにゆっくり休め。
- 余生に未練はないが……残ったあの子が心残りだな。
- やれやれ……フィリップ君、無理せず撤退した方がいいだろうな。
- ……この齢で、また悲しみを感じるな。
- まだ無理だったんだろうな……。
余談[]
人物像[]
夜明事務所の代表で、英国紳士然とした老齢のフィクサー。元ツヴァイ協会所属。
全盛期は結構名を馳せていた凄腕だったが、老いた現在では往時の戦闘力はない。ローランとも顔見知りだった。
フィリップに淹れてもらった好物の双和茶を優雅に啜る日常風景からは想像もつかないが、これでも全盛期に比べると随分落ちぶれてしまったとのこと。長年生き延びて活躍し続けたベテランだろうと力が衰えた者にはそれ相応の扱いが待っている、過去の実績よりも現在の実力こそが最も評価される実力主義のフィクサー社会の厳しい一面を物語っている。
ウォルターはツヴァイ所属時代の元同期だが、相当に嫌っていた様子で、最底辺の6課で燻ったまま未だにツヴァイにしがみつく彼をバカにしている。また、夜明事務所の兄弟分にあたる楔事務所のオスカーとも親交がある。